Creatures

生物一覧

研究室で飼育している生き物を紹介します。実験用・展示用問わず、順序不同でここに載せています。ご覧の通り色々あってカオスですが、そのカオスからインスピレーションが生まれることもあります。(微生物については現在準備中)

アフリカツメガエル(学名:Xenopus laevis

慶應義塾大学・黒田裕樹先生より提供。4匹、研究用

メキシコサンショウウオ(学名:Ambystoma mexicanum

リューシは広島大学両生類研究センターより提供。11匹、研究用

アルビノはホームセンターで手に入ったペットです。1匹

エゾヘビイチゴ(学名:Fragaria vesca

楽天で種を購入。日本国内では北海道でしか見られませんが、世界一広く分布されている野生イチゴですので、国際共同研究はしやすいです。また、ゲノムサイズがやや小さく成長もやや早いので、多年生植物のモデル生物としても良い候補の一つです。

金魚(学名:Carassius auratus

こちらはあくまでペットです。蝶尾の黒出目金に拘っています。もう一匹入れあげても、ひたすらいじめてしまうので、いまだにぼっちです。この子は、暇で仕方ないんでしょうね。

メダカ(学名:Oryzias latipes

病気になって食欲が低下しているメキシコサンショウウオの生餌としてたまに利用します。

ポインセチア(学名:Euphorbia pulcherrima

綺麗だから買っただけです。研究に使いたい人はそのうち現れますかね。

ショウジョウバカマ(学名:Heloniopsis orientalis

こちらは卒業生が残してくれた愛種です。ゲノム・トランスクリプトームが知られていない、ゲノムサイズが大きいと思われる非モデル植物の一例として、あらゆる実験法の開発に使っています。

ライム(学名:Citrus spp.

高濃度の多糖やポリフェノール類を含むため、DNA・RNA精製等が困難とされている種であり、いずれか実験に使おうと思って購入…はい、後付け理由です。写真を見るとわかるように、ある日近くの店で最後の一個体になっていたので、購入したくなったのです。学名が不明なので、実験に使うとなったら、種の同定を目的としたDNAマーカーのシーケンスを先にしないといけないかも。

ニワウメ(学名:Prunus japonica

ゴビ砂漠で見られるサクラ属の一種であるPrunus mongolicaを研究しているラボメンバーがいます。しかし、生きた植物を海外から日本に持ち込むことは法律上難しいので、日本にあるサクラ属の中でもっともサイズ的に近いニワウメで実験法を確立するようにしています。その実験法は、モンゴルに行ったときにPrunus mongolicaにも使える可能性が高いと推測しているのです。

ムレスズメ(学名:Caragana sinica

ゴビ砂漠で見られる植物は、日本に同種の植物がいる可能性が低いと思われます。そこで、モンゴルの植物と同じ属に分類し、日本国内でも手に入る種を調査したところ、ムレスズメ属、サクラ属、オカヒジキ属のみでした。こちらも、サクラ属ニワウメと同じ意図で生育しています。楽天やヤフオク!で時々手に入る怪しいものです。

サボテン(学名:?)

友達がくれました。どんどん伸びていきます。学名に自信ありません。誰か教えてください。